●まず、そもそも何のために「目標」を設定しているのか、次の課題を検討しながら
考えてみましょう。
課題1そもそも何故、目標を設定しているのか
*一般的に目標を設定し、管理を行う効果は何でしょう?
*目標設定・管理なしの組織はどうなるでしょうか?
*目標を持って仕事をするのと目標もなく仕事をしているのでは、どのような違いが
出てくるでしょうか?
是非、考えてみましょう。正解はありません。
2.目標達成に意欲的な企業文化を育てましょう
組織が目標を達成するためには、なんらかの組織能力が必要です。
組織能力とは組織として有効に発揮できる能力を意味します。その組織が企業なら、
企業としての能力ということになります。
この能力は「経営資源」と「企業文化」によって形作られて、伝えられていきます。
*企業文化とは?
簡単に言えば、企業文化とは人の気質のようなもの。
人には様々なタイプがいますが、企業も同じです。
人の気質は、遺伝的素因、生育歴、家庭環境、教育、本人の意思(努力)など、様々
な要因が絡み合って形成されます。
企業の場合、遺伝的素因に相当するのが、各会社の「理念」です。
*経営資源を活かすのは企業文化
同じような経営資源を持っているのに、会社によって経営状態に差が出てくるケース
がよくあります。
例えば上意下達の傾向が強いピラミッド型組織にA社と、自由闊達でフラットな組織
のB社では、その経営状況は違ってくることでしょう。
企業は保有する経営資源を十分生かせるような企業文化をもっているかどうかという
点で大きく違ってきます。
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